東京超硬工具株式会社

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高精度再研磨 ~1歩進んだ 高精度再研磨~

再研磨とは、精度が落ちたり、切れにくくなった工具を再び研磨して使える状態にすることです。このページでは、東京超硬工具の高精度再研磨サービスを紹介いたします。

切削工具のこんなお悩みありませんか?

悩み1

再研磨した工具の加工精度が悪い

「再研磨品は、加工精度や寿命が落ちるのは当たり前」そんな認識をよくお聞きしますが、実はそんなことはありません。刃先形状の諸元が元の工具と変わってしまうと、加工精度や寿命は変わります。しかし再研磨実施前に元の工具の諸元を把握し、忠実に再現できれば 元の工具と同じ性能、寿命で加工ができます。

悩み2

再研磨した工具の寿命が短い or 安定しない

汎用機+職人技量で再研磨をする場合、人の手が加わるため、どうしてもロットによって再研磨後の仕上がりにばらつきが起きてしまいます。
結果、寿命が短くなったり、安定しないということに繋がります。

悩み3

加工精度が不安定な箇所で他社工具を試したいが、テストに踏みきれない

「新しい工具をテストすれば、生産性UPする可能性はあるはず」と考えていても、条件出し、初品~N増し精度検証、摩耗チェック 等、生産技術の方の負担がかなり大きいです。そのため、二の足を踏んでしまい、実際にはなかなか改善活動が進まないというお話をよく耳にします。

そのお悩み、東京超硬工具が解決いたします!

  • 標準メーカーの各工具諸元データを保有&NC測定機により10項目以上にわたる刃先諸元を測定しプログラム化!
  • CNC工具研削盤による、ホーニング部も含めた全工程NC加工を実現!
  • 再研磨で刃先を改造することにより、生産技術担当者の負担なくトラブルを解決!
  • CBNやDIAチップも再研磨が可能!
  • ヘッド交換式工具も再研磨できます!

「切削工具の高精度再研磨」の特徴

  • NC測定器
  • 標準メーカーの各工具諸元データを保有&NC測定機により10項目以上にわたる刃先諸元を測定しプログラム化!

    【測定力=形状再現力】

    NC測定機による10種類以上の諸元測定力で、再研磨後の工具品質を担保いたします。ワルター社:ヘリチェック/ ZOLLER社製:genius 等を用いて、下記の様な工具諸元を測定→加工プログラムに落し込み→試加工実施→フィードバック という工程を経て、量産再研磨を実施します。

    【検査項目例】

    ・先端角 ・逃げ角2番/3番 ・ホーニング量/角 ・チゼル巾 ・ギャッシュ角 ・ 入り角

    ・ 入組み量 ・ 角R ・外周逃げ角 ・アタリ量 ・リップハイト差  他 シンニング形状、肩部等の情報

  • チップ 再研磨①
  • CNC工具研削盤による、ホーニング部も含めた全工程NC加工を実現

    CNC工具研削盤を用いた切削工具の再研磨サービスを展開しております。経験と勘に頼った手作業による工具再研磨を行うメーカーもまだまだ多くありますが、再現性がなく属人的な再研磨は、リスクとして捉える必要もあります。

    当社では、手作業ではない、プログラムで制御された工具再研磨を行います。安定した品質精度で、工具の長寿命化を実現いたします。最終工程であるホーニングはこれまでは人の手によって作られてきた領域ですが、この部分もNC加工による研磨を実現しています。

  • 特徴3
  • 再研磨で刃先を改造することにより、生産技術担当者の負担なくトラブルを解決

    切削工具を別メーカー品に変更すると、これまでとは違った良い面・悪い面が出ることになります。良くなればいいのは勿論ですが、品質悪化や、予期せぬトラブルを未然に防ごうとするとさらに慎重に進める必要があり、新たな品で品質保証をとる生産技術担当者の苦労は少なくありません。

    そこで弊社のご提案は 再研磨という限られた範囲内での変更点を利用して、改善につなげる手法です。ドリルであれば、先端角、ホーニング量、コーティング、シンニング形状 等、再研磨で手を加えることができる箇所を変更することによって改善を行います。「切屑形状が問題なのか」「切削抵抗に刃先が負けてしまっているのか」「突発的な欠損が発生しているのか」など、現在起きている問題点をまず明確にし、そこに対して、先端角、ホーニング量、コーティング、シンニング形状 等、再研磨による有効な刃先改造を提案します。これにより、工具の長所を生かしつつ短所を改善する『リスク少、メリットは中~大』の良いとこ取りによって、生産技術担当者の負担を軽減します。

  • 標準チップ(DIA)
  • CBNやDIAチップも再研磨が可能

    CBNチップは 主に高硬度材の切削に使われます。高硬度切削は生材の加工に比べると、ホーニング形状によって寿命が大きく左右される特徴があります。

    当社では、上面研磨に加え、ホーニング部もCNC加工にて管理された研磨を実施することができます。「過去に一度再研磨にトライしたがすぐカケてしまい駄目だった」「寿命に大きくバラつきが出てしまい採用は諦めた」というお客様にも、ぜひ一度東京超硬工具の再研磨を試していただきたいと思います。コーティング付も可能です。

     

     

  • 特徴5「再研磨」①
  • ヘッド交換式工具も再研磨できます!

    最近は、ヘッド交換式ドリルやヘッド交換式エンドミルを使用している方が増えてきています。 もともとは各標準メーカー様は使い捨てを想定し販売されているものですが、数回であれば再研磨して使用することができます。現在では再研磨を行うお客様が多くいらっしゃり、大径になれば、再研磨をするメリットがより大きくなります。

    ヘッド交換式工具を使い捨てで使用している方も、ぜひ一度当社まで再研磨の可否をお問い合わせください。(再研磨が難しいとされている京セラ品も再研磨を承っております。)

再研磨の流れ

お問い合わせ

まずはメールやお電話にてお気軽にお問い合わせください。ご依頼をいただきましたら、ご要望のヒアリングとともに、工具の状態を確認させていただきます。

お見積り書を提出&ご成約

お客様よりいただいた仕様書をもとに、お見積り書を提出いたします。お見積り書の内容に問題がございませんでしたら、ご注文書の受領を以てご成約となります。なお、口頭でのご注文はお受けいたしかねますので予めご承知おきください。書面にてご発注いただけますようお願いいたします。

再研磨

当社ではCNC工具研削盤を用いて高精度再研磨を行っております。再研磨後には、NC測定機による10種類以上の諸元測定力で、再研磨後の工具品質を担保いたします。
一本一本に魂を込めて、工具の再研磨・改造を行います。工具研磨用の最新加工設備を用いて、どこにも負けない品質での再研磨加工をお約束いたします。

納品

お客様の生産計画に合わせて、確実な納期で再研磨の対応をいたします。最適なQCDバランスでの工具再研磨のご提案もいたしますので、既存の再研磨先から切り替えを検討している方も、まずはお気軽にご相談ください。

「切削工具の高精度再研磨」に関する
よくある質問

1本でも対応可能でしょうか?

1本でも再研磨可能です。複数本に比べると、価格、納期が変わりますので一度お問い合わせください。

どのようなコーティングに対応可能ですか?

TIN、TiAlN等の一般コートから、AlCrN、TiCrN、メーカーオリジナル複合膜まで各種ご提案可能です。コーティング取引メーカー様は6社ほどございます。メーカー純正コートは対応できないものもありますが、類似被膜をご提案することができます。

海外工具メーカーのドリルやエンドミルの再研磨はできますか?

可能です。初めての工具は、新品工具をお預かりし、刃先の諸元を測定した後に研磨を実施します。

ヘッド交換式工具は何回くらい再研磨できますか?

工具の種類や使用頻度、被削材によって異なりますが、1~5回程度のものが多いです。

再研磨の依頼をしてから最短でどれくらいの納期で対応いただけますか?

コーティング付で最短2週間ですが、基本的には3週間程度となっております。

ホーニング処理とはどのような処理ですか?またホーニング処理は御社では対応可能ですか?

簡単に言うと、鋭利な刃先にカケ防止用の刃殺しをつけることです。一般的に鋼加工用工具には必ず施工されています。
また、ホーニング処理にも対応しております。

手持ちのドリルは何度も再研磨しているのですが、再研磨できないドリルの限界値はどのように判断すればよいですか?

あくまで目安ですが、溝長が加工穴長+(径×1.5)になる寸法と言われています。

再研磨対応している工具材質、工具種を教えて下さい。

工具材質は、ハイス鋼、超硬、DIA、CBNに対応しております。 工具種は ドリル、エンドミルはじめ、メタルソー、チップ、ガンドリル、リーマ、キーシードカッター、ホブカッター、ブローチカッター など各種対応可能です。

再研磨用の工具の通い箱は設置してもらえますか?

遠方のお客様の場合、基本的には発送での対応をお願いしておりますが、一度ご相談下さい。

会社概要

商号 東京超硬工具株式会社
代表者 代表取締役 坂井 真一
創業 昭和31年7月1日
本社所在地 〒231-0005
神奈川県横浜市中区本町3丁目24番
本町中央ビル304号
電話番号 045-232-4711
FAX番号 045-232-4721
E-Mail info@tokyo-choko.co.jp
資本金 10,000,000円
決算期 年1回5月
取引銀行 横浜銀行本店営業部
三菱UFJ銀行横浜中央支店
主要取引先 愛知機械工業株式会社
荒川工業株式会社
金田工業株式会社
ジャトコ株式会社
日産工機株式会社
日産自動車株式会社
ホンダオートボディー株式会社
株式会社ホンダトレーディング
本田金属技術株式会社
本田技研工業株式会社
本田技術研究所株式会社
八千代工業株式会社
株式会社ユニバンス
柳河精機株式会社

(順不同 敬称略)
関連会社 株式会社東栄超硬
※超硬加工・精密治工具製作など難解加工を得意としています(社名クリックにてHPリンクします)。

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受付時間:08:30~17:00

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